ウィーンの音楽文化象徴

Vienna Operahouse(ウィーン国立歌劇場)は、1869年に完成した客席数2324席をほこるネオルネッサン様式の大劇場で、音楽の都、ウィーンの音楽文化象徴と言える建築物です。世界に誇るウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン少年少女合唱団などがこのオペラ座を本拠地として活動していることでも有名です。

世界三大オペラ劇場のひとつ

オペラやコンサートの鑑賞が好きな方には絶対に欠かせないスポットでしょう。ウィーン国立オペラ座は、パリ・ミラノと並ぶ世界三大オペラ劇場の一つに数えられるオペラの殿堂です。せっかく音楽の都ウィーンを訪れたのなら、憧れのウィーン国立オペラ座で本場のオペラを観てみたいですよね。ただ我々日本人からすると、オペラってちょっと敷居が高い感じがしませんか?私も「オペラのチケット代って高そう」「ドレスコードとか難しそう」と思っていました。今回初めてオペラを観劇してみて気が付いた点や、服装・チケット・料金など初心者向けにオペラ観劇のノウハウをお伝えします。

ドレスコードは?

ガイドツアーは服装自由ですが、オペラ観劇の際はドレスコードがあります。会場の雰囲気に相応しい服装をしていくのが大人のマナーです。特にランクが高い座席は、男性はジャケットとネクタイ、女性はカクテルドレスやワンピースが望ましいです。旅行中だとキッチリとした服装が難しい場合もあります。リーズナブルな座席であれば男性なら襟付きシャツと長ズボン、女性ならブラウスやスカートなど、インフォーマルの服装でも大丈夫です。間違ってもTシャツにジーパン、タンクトップにショートパンツといったカジュアル過ぎる服装は控えるようにして下さい。

チケット予約・購入方法

ウィーン国立オペラ座のチケット予約・購入方法は主に4つあります。1つ目は、 ウィーン国立オペラ座公式サイトよりネット予約です。公演日の2か月前から予約可能で、座席表を見ながら好きな座席を選ぶことができます。2つ目は 現地のチケットオフィスで直接購入できます。オペラ座の向かい側にあるチケットオフィス「ブンデステアター」で、公演日の2か月前から購入可能です。3つ目は、オペラ座のチケット窓口またはインフォメーションで直接購入できます。オペラ座の玄関ホールにあるチケット窓口または、ケルントナー通り側のアーケード下にあるインフォメーションで購入可能です。前売り券と当日券が購入できます。4つ目はオペラ座の立見席チケット窓口で直接購入です。立見席のチケットは、ケルントナー通り側のアーケード下にある立見席チケットの専用窓口で購入可能です。立見席は当日券のみの販売となります。立見席のチケットは当日券のみの販売で、1人1枚しか購入することができませんが、激安です。10€くらいからチケット購入が可能です。チケットは公演開始80分前に売り出されるので、1時間半~2時間前に並ぶのがおすすめ。座席は自由席なので、席を確保したらポールにスカーフを巻きつけておくのがルールとなっています。

Address Opernring 2, 1010 Wien, Austria
URL Wiener Staatsoper (wiener-staatsoper.at)