絵付け体験レポート

有名陶器メーカーが多くあるイギリス。Stoke-on-Trent(ストーク・オン・トレント)まで行かなくても、絵付け体験ができるところが多くあります。お店によっても形態は異なると思いますが、私が行ったThe Alabaster Jar(Chorley)での経験をご紹介します。

お店に入ると、数多くの白い絵付け前の陶器が並んでおり、まずは、そこから絵付けをしたい陶器を選びます。陶器はコースターのような小さいものから子供が好きそうな動物や車の置物、お皿やクリスマスのオナメントまで多くの種類があり、子供より大人が悩むかも。陶器を選んだら、専用ペイントが用意されているテーブルへ。

注意点!!

お店の人に言われた注意点が、

1.塗る前に陶器をスポンジできれいにする。

2.ペイントは3層(何回も塗らないとしっかり色が付きません)

3.間違えたら、塗り直さずにお店の人に声を掛ける(ココ、かなり大事!!)

各テーブルに色ガイドがあったので、焼きあがった色のイメージができます。また既に色を塗ったものもサンプルとしてあるので、それも参考に!

塗った所に他の色が付いてしまうハプニングがありましたが、その時はお店の人に声を掛けたら、その部分が乾燥している事を確認して紙やすりで色を取ってくれました。かなりキレイに取れましたよ。慌てずお店の人を探しましょう。

焼き上がりまで約1週間

絵付け終了後、陶器をもってレジに行きお会計。その時に受け取りの詳細を案内されました(1週間後に出来上がり)。うちの子供(当時、7歳と4歳)で入店から絵付け終了まで、約1時間半かかりました。

焼き上がり後、1年間保管してくれるとの事でしたが、お店によっては保管期間が短いので注意が必要です。また、焼きあがった後に取りに行く手間を考えると、ご自宅の近くで体験をした方が良いのかなとも思いました。

老若男女問わず楽しめます

お客さんは就学前のお子さんから年配の方まで様々。ハーフタームのお出掛けにはもちろん、日本から家族やお友達が来た時に案内したら楽しいかも(ただ、焼きあがった陶器を受け取るのに時間がかかるので要注意!)。ちなみに、ハーフタームの1週間で約200点の作品が出来上がったとの事です。

私達が行ったところは、簡単なカフェにもなっていて、ドリンクやスナック、ケーキがありました(塗るのに忙しくてドリンクをオーダーする余裕もありませんでしたが(笑))。こちらのお店では、カップケーキ型の物入れは18ポンド、ユニコーンの置物は13ポンド。お皿の絵付けをしたい方はある程度イメージをしておくといいかもしれません。

バースデーパーティができる所もあるので、絵を描くのが好き、クラフト好きなお子さんにお勧めです!