コロナ禍の影響で新しい働き方がとして在宅ワークが広がってきましたが、イギリスにいても在宅で日本企業で働くチャンスが増えました。ここでは、日本企業で業務委託として在宅ワークをしている私の経験談をご紹介します(2022年現在)。

スクールタイムの仕事は争奪戦

子供の学校が始まり、スクールタイム(子供が学校に行っている間の時間のこと、9時~3時)で働ける仕事を近所で探したのですが、スクールタイムの仕事は人気でなかなか見つかりませんでした。日本では定番?のスーパーでの仕事も探したのですが、出ている求人は夜間や週末勤務のものばかり。数少ないスクールタイムの時間帯の求人を見つけては応募しましたが、返事さえもこない日々。見ると、1つの仕事に百人以上の応募があり現実を知りました。

ネット登録から道が開けた

そんな悶々としている時に、日本の在宅ワークの求人サイトを見つけ登録。何度か失敗を繰り返し(アンケートに答えても、謝礼金が少なすぎて銀行振込最低金額に満たずに換金期限が終了し謝礼金を喪失、など)、たまたま前職の経験を活かした在宅ワークの仕事を見つけることができました。その仕事を数年した後、エージェントからお声掛け頂き、今はある日本企業と業務委託契約をして平日イギリス時間朝9時から数時間仕事をしています。ちなみに、私の収入となる業務委託費は、日本の銀行に日本円で支払われています。

時差問題!

日本とイギリスとの時差は8時間~9時間の為、イギリスの朝9時で日本は17時/18時。やりたい仕事、できる仕事は沢山あっても、企業が求める勤務時間のほとんどが日本時間の日中というのが実情です。ですが、ごく稀に「作業時間を問わず」という求人もあります。ちなみに、私の現在の仕事は企業側が日本の夕方以降に作業できる人を探していたので、イギリス在住の私がピッタリはまりました。

税金問題!

収入を得ると同時に発生するのが納税の義務。エージェントの方に確認した所、日本の仕事をしていて日本で収入がある場合でも、住民票が日本にない場合は居住地(つまり、イギリス)で課税対象となるとのことでした。また、エージェントの方は「海外在住で日本に住所がある場合は税金の面から複雑」とおっしゃっていました。イギリスでの税制や年金については、ご自身の責任で確認してください!