【2022年4月】イギリス人夫のビザを申請した話

コロナ禍の水際対策の一環として日本は外国人の入国を厳しく管理しています。2022年4月現在、外国人はビジネスと留学、特段の事情のみの入国が認められており、観光目的の入国を認められていません。また、以前のようなビザなしでの入国もできません。

これは2022年4月にイギリス人夫のビザを申請した話です。あくまでも、我が家の経験ベースでの話ですが、どなたかの参考になれば嬉しいです。

日本政府系のウェブサイトはわかりづらい!

ビザ申請で大切なのは、事前の情報収集だと思いますが、とにかく日本政府系のウェブサイトはわかりづらい!リンクに続く、リンク。日本語のみの案内だったり、英語のみの案内だったりで、ページを行ったり来たりしてしまいます。運よく、同じタイミングで同じビザを申請する友達がいたので情報をシェアできてラッキーでした。

申請書類

今回、日本の実家で特段の事情があり、日本人の配偶者としてビザを申請しました。その際の提出書類は以下の通りです(詳しくはこちらから)。

  1. Visa Application Form
  2. One photo (4cm x 4cm) サイズが微妙・・・
  3. Valid Passport
  4. One Official Copy of the Japanese spouse’s Family Registerー妻である私の戸籍謄本(日本から取り寄せ)
  5. Letter of Guaranteeー身元保証書(日本人配偶者でOK。妻である私の名前で作成)
  6. Invitation Letterー招へい理由書(日本にいる母の名前で作成)
  7. Detailed Schedule of Stayー滞在予定表
  8. Flight Information for journey to and from Japan (if booked)ーフライトスケジュール(E-ticketを印刷)
  9. Recent Bank Statements (covering the last 3 months)ー過去3カ月の銀行のステートメント(ある程度、まとまった残高が保たれている口座が良いようです)
  10. Japanese spouse/parent’s passport and UK Residence Permitー私のパスポートとBPR(Biometric residence permit)カード(その場でコピーをして返却されました)
  11. Original letter from employer or academic institution in the UK(指定のフォーマットなし。夫の勤務先から雇用証明書を作成してもらいました)

今回、特段の事情と思われる事情があったので、それを証明する書類を日本から用意し提出しましたが、それには目もくれずその場で返却されました。申請書類リストにある書類だけが必要で、それをサポートするような書類は要らないという印象を受けました。

ビザ発行は申し込みから通常5営業日以降

通常申し込みから最短5営業日で審査終了となりパスポートを受け取りが可能になります。申請時は本人が大使館に出向く必要がありますが、受取は本人である必要はなく代理人による受け取りが可能です。その場合、Visa Application Receipt(ビザ申請時に交付されます)と委任状(指定のフォーマットなし)、ビザ申請料(イギリス人は20ポンド、現金のみ、お釣りの出ないように!)、代理人のID(パスポートなど)を代理人が大使館に持っていってもらう必要があります。Visa Application Receiptにサインをする欄がありますが、パスポート受領時に本人(又は代理人)がその場でサインをします。

※大使館からビザが承認された等の連絡は一切ありませんでした。承認されなかった場合は、連絡があるのかもしれません。

無事にビザをGET

予定通り、5営業日でパスポートの用意ができ、代理人の友人にパスポートを受け取ってきてもらいました。友人曰く、特に問題なくスムースにパスポートを受領できたとの事です。取得したビザは「Temporary Visitor」で入国より90日間の日本滞在が可能でした。

申請のタイミングに要注意!

今回気づいたのが、ビザの有効期限。ビザの有効期限は発行日から2カ月後でした。つまり、有効期限までに入国しないとビザは無効になるということです。ビザを申請する方は、出発予定日から逆算してビザを申請する必要があります。ちなみに、うちの場合は、大使館で必要書類を提出した翌日が発行日となっていました。

予約したフライトも日々変更があり、また事前のPCR、到着後のコロナ検査などで、無事に日本に入国できるかどうかはまだまだわかりませんが、ビザも取得しとりあえず日本帰省への大きな一歩といったところです。